1. 水が飲めない人の気持ちって?実はただの“わがまま”ではない可能性が……

水が飲めない人の気持ちって?実はただの“わがまま”ではない可能性が……

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水が飲めない人の気持ちって?実はただの“わがまま”ではない可能性が……

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水をたくさん飲むことは体に良いとされています。けれどそんなにたくさん飲めないという人もいるのではないでしょうか。 特に子供の場合は水よりジュースを欲しがる子も多いはず。水が飲めないのは単なる好き嫌いによるものだと思われがちですが、実は水嫌いには別の理由もあるようです。

南明奈も水が飲めなかった

タレントの南明奈さんは、長い間水が飲めなかったそうです。ですが、本人のブログで15年ぶりに飲めるようになったと報告しました。 彼女は小学3~4年生くらいから急に水を飲むと気持ちが悪くなるようになり、それから一切水を飲まなくなったそうです。24歳までの約15年間はコーラを飲むことで水分を補っていました。 ですが、体調が悪くなってきたことを感じ、少しずつ練習して飲めるようにしたそうです。 まずはポカリスエット、次にポカリスエットイオン(少し薄めのポカリスエット)、最後にといった順番で近づけていきました。水を飲むようになってからは体が軽くなったと述べています。 やはり水を摂取することは体にもいいようです。 彼女が語った理由は飲むと吐き気がしてしまうからということで、味に関することではありません。 水を飲みたくても、体が受け付けなくて飲めない人もいることに注意したいところです。

味覚障害の可能性も

水を「おいしくない」「まずい」と感じるのは、味覚障害の可能性があります。たとえば、以下のような習慣はありませんか? ・肉や魚、豆類などが嫌いで普段からあまり食べない ・ファーストフードを食べる機会が多い これらは何れも、亜鉛不足やその働きを阻害する可能性がある習慣です。 味覚障害がすでに起こっている場合は、無理に水を飲むのではなく、体質改善が必要になります。

味覚障害の原因について

人が食べ物などの味を感じられるのは、舌の表面にある味蕾(みらい)という器官のおかげです。 しかし、亜鉛が不足すると味蕾の働きが悪くなり、味を感じにくくなってしまうのです。 亜鉛不足の原因は主に食生活。単純に「亜鉛が含まれる食べ物が嫌いで、普段から口にしない」という方は味覚障害になりがちです。 一方、亜鉛の摂取をしていても、ファーストフードでの食事が習慣化されているような方も危険と言えます。これは、加工食品によって亜鉛とキレート化合物が作られるから。 後者は、亜鉛の持つ本来の役割を阻害する物質です。 その他、ミネラルやビタミンが不足してしまい、味蕾が正常に働いてくれなくなるケースもあります。こちらについても、やはり食生活の改善が重要です。

胃腸が弱っていませんか?

love-1828817__340 栄養不足が原因で水が飲めなくなっている可能性もあります。たとえば、ビタミンやミネラル、タンパク質は人の体を支える大切な栄養素です。 これが不足すると、体内ではさまざまな異変が起こります。 中でも、胃の粘膜の働きが弱ると、水を飲むのが困難になることもあります。

胃腸の不調が水嫌いを招く?

胃腸が弱ることで水が飲めなくなるメカニズムを見てみましょう。 1. ビタミンやミネラル、タンパク質が不足して胃腸の調子が悪くなる 2. 体内に取り込まれた水分を胃腸がうまく吸収できなくなる 3. 血液に水分が行き届かなくなり、血液中の水分量が減少する 4. 喉が渇くので水を飲もうとするが、胃が痛くて飲めない このように、栄養が足りていないことで、水を受け付けにくい体質になっている可能性は大いにありえるのです。

水を飲めるようになるには

shutterstock_266204423 好き嫌いではなく、体質的な問題で水が飲めないこともあるので、体質から改善することが重要です。 ですが、今まで水を飲んでいなかったのにいきなり水をたくさん飲むのはきついかもしれません。そんなときは少しずつ習慣を変えていきましょう。

まずは健康状態を整えよう

水分が足りていないと体に様々な悪影響があります。だからといってジュースなどからの水分接種は、肥満や糖分の過剰摂取を招くのでお勧めできません。 健康に良さそうなお茶もカフェインが含まれているので、飲み過ぎには注意が必要です。健康のためにも水を飲めるように対策してみましょう。 まず、味覚障害の主な原因である亜鉛不足を改善してみましょう。亜鉛不足を解消したら味覚障害患者の7割が回復したという報告もあります。 厚生労働省によると、一日に必要な亜鉛の摂取量は、成人男性では11~12mg、成人女性では9~10mg。亜鉛は体内で生成することが出来ないので、食品から摂る必要があります。 亜鉛は緑茶や抹茶、そして牡蠣に非常に多く含まれています。牡蠣には100g中40~70mgの亜鉛が含まれていて、大粒のものなら1つ食べただけで一日に必要な分を摂取することが出来るのです。 亜鉛が足りていないと思う人は、まず牡蠣から食べ始めてみてはいかがでしょうか。 また、加工食品にも気を付けてください。ほとんどの加工食品に含まれるポリリン酸ナトリウムなどの食品添加物は亜鉛を体内から排出してしまう働きがあります。 またフェチン酸という天然物質には亜鉛を吸収しにくくなる作用も。加工食品の食べ過ぎは亜鉛不足を招くのです。 そして、アルコールを分解するのにもたくさんの亜鉛が必要になります。亜鉛が不足すると、アルコールを分解する酵素の働きが鈍ることに。 お酒をよく飲む人は量を減らすか、亜鉛を多めに摂取するようにして対策しましょう。

少しずつ慣らそう

体質的に問題なくなったら、水を飲む習慣をつけていってみましょう。 普段からジュースやコーラなどで水分を摂取している場合は、いきなり変えるのではなく、水に近いものにだんだん変えていく方法をお勧めします。お茶の中でも、麦茶やほうじ茶、ハーブティーなどにはカフェインは含まれていないので、たくさん飲んで問題ありません。お茶に慣れたら水も飲みやすくなるはずです。 おいしい水に変えてみるのもいいかもしれません。水道水を飲んでいる場合はカルキの臭いが気になることも。 ミネラルウォーターに変えれば、味は格段に上がるはずです。水を買う人の中には浄水器派の人とミネラルウォーター派の人がいますよね。浄水器は確かに水をきれいにしてくれますが、元が水道水なので、ミネラルウォーターに比べるとどうしても味は劣ってしまいます。 味が気になるけれどペットボトルを毎回買うのは面倒だという人は、ウォーターサーバーを置いてみるといいかもしれません。 水嫌いの子供がいる家庭で、ウォーターサーバーを取り付けたら面白がって水を飲むようになったという意見もありました。 水を飲めるようになって、体の巡りをよくしましょう。