1. 実は日本より普及している?アジアのウォーターサーバー事情

実は日本より普及している?アジアのウォーターサーバー事情

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実は日本より普及している?アジアのウォーターサーバー事情

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日本ではまだどこの家庭にもウォーターサーバーがあるわけではありませんが、他の国ではどうなのでしょうか?

日本の周辺のアジアの国々の様子をお伝えします。

中国~マンション街の水販売所~

中国の水道水は日本に比べ大分品質が低く、そのまま飲むことができないため、日本以上にウォーターサーバーが普及しています。

日本を含めレンタルが一般的な国はたくさんありますが、中国では本体を購入するのが主流です。家電量販店などで、約200元(日本円で4000円程度)で購入することができます。

日本では、水がなくなりウォーターサーバーのボトルを注文するときは、注文して家に届けてもらうのが一般的ですが、中国では違います。

マンションなどが多くある地域には水販売所があり、自分でそこへ行って購入するようになっています。値段は10元から20元で、日本円で200円から400円くらいになっています。

メンテナンスにも違いがあります。日本ではウォーターサーバーのメーカーが行うのが一般的ですが、中国ではメンテナンス専門業者に頼みます。

日本円だと1000円くらいで内部の洗浄をしてくれます。本格的な洗浄はできませんが、前述の水販売所に頼めば、さらにお安くメンテナンスしてもらうことができます。

ちなみに、日本のウォーターサーバーの場合は無料でメンテナンスを行ってくれることが多いです。

韓国~ウォーターサーバー先進国~

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韓国では水道水を飲んでも問題はありません。しかし飲むのは不安だからという理由で、より衛生的なウォーターサーバーを使っている人が多くいます。

日本の事情と少し似ているようです。

ですが韓国は、ウォーターサーバー先進国と言われるくらい普及率が高く、家庭はもちろん、食堂や銀行、公共施設内などにも当然のように設置してあります。

2000年代初めから300万世帯で使用されるようになり、2012年には600万世帯に設置されました。普及率に加え、歴史も長いみたいです。

日本と同じく、韓国では本体を購入するのではなくレンタルするのが一般的です。少人数の家庭よりも人が多い家庭に置く方が経済的なため、家族が多い家では、特に設置率が高くなっています。

インドネシア~水道水はほぼ使えない~

インドネシアの水道水は、上下水道が未整備で衛生面に問題があるため、飲料用として使うことはほとんどありません。

飲み水ではなくても、歯磨きや野菜を洗うときにもミネラルウォーターを使う人もいるほどです。なので、やはりウォーターサーバーの普及率は高く、ほとんどの家庭に設置してあります。

インドネシアでは、スーパーやコンビニなどで500mlのペットボトルを20円程の値段で買うことができます。

日本に比べて大分安いので、ペットボトルを買うのもいいですが、やはり長く使うのに便利なウォーターサーバーを置いている家庭が多くなっています。

本体の価格は1万~5万円くらいです。日本でウォーターサーバーを購入する場合と同じか、少し高めの金額ですが、長期的に利用するのならそれくらいかかってもいいかもしれません。

水の値段は、4リットルだと日本円で約300円になり、ボトルを持って行き水だけ入れてもらえば、もっと安くしてもらえます。

ボトルは店頭で販売されていますが、宅配サービスもあります。重いボトルを持ち帰るのが大変な人は携帯で注文をし、家まで持ってきてもらいます。

運んでから家のサーバー本体にボトルの設置まで行ってくれるのが一般的です。

香港~オフィスで広まり中~

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香港の水道水は、歯磨きや入浴などには使えますが、硬度が非常に高いため、飲み水としては不向きです。

沸騰させれば飲めないことはないのですが、味は良くありません。香港では水道水も一応飲めるためか、一般家庭にはそれほどウォーターサーバーが普及していません。

しかし、オフィスでは利用しているところが多いようです。

ベトナム~バイクで配達~

ベトナムの水道も、水道管が古く雑菌で汚れていたり、生活排水と工業排水が同じ配管であったりと衛生状態が良くないため、やはり飲み水としては適しません。

生水を飲むとお腹を壊すこともあるので、ベトナム人は基本的にミネラルウォーターを飲んでいます。

場所によって配管の劣化状況が違うので、いい所ではお湯を沸かしたら飲むこともできますが、状況が悪いところに住んでいると、沸騰させても有害物質が残ってしまう可能性があります。

このような状況から、家庭やオフィスにはウォーターサーバーが置いてあるのが普通です。ボトルの水は、20リットルで大体250~300円くらいになっています。ボトルの水がなくなったら注文して配達してもらうのですが、30分くらいで運んできてくれます。

バイク天国と呼ばれるベトナムでは、バイクにいくつもボトルを載せて運んでいます。

日本でも使ってみては?

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海外では水道水が飲めないことが多いため、ウォーターサーバーがかなり普及しています。

アジアの国々では、一般の家庭でも普通に設置されていました。日本のような水事情はむしろ珍しいようです。

日本は水道水でも飲むことができるから、ウォーターサーバーは設置しなくてもいいと考える人もいるかもしれません。ですが、最近では健康面を考えて、ミネラルウォーターを飲む人が増えています。

現在、水道水を避けてペットボトルの水を買っているなら、毎回重い思いをしなくて済むようにウォーターサーバーを設置してみてもいいのではないでしょうか。