1. ミネラルウォーターの製造過程!品質管理の厳しさが”安心”を作る

ミネラルウォーターの製造過程!品質管理の厳しさが”安心”を作る

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ミネラルウォーターの製造過程!品質管理の厳しさが”安心”を作る

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私たちがいつも口にするミネラルウォーターは、もともとは地下水源から採取された地下水です。そこで気になるのは、「地下水って本当に飲めるほど綺麗な水なの?」「もしかして雑菌が混ざっているのでは?」ということ。

山歩きをしていて偶然見つけた湧き水を、何の躊躇もせずに口にできる人は少ないのではないでしょうか。

今回は、ミネラルウォーターを安心して飲むための品質管理についてお伝えします。

日本と海外ではお水の安全基準が異なる!?

日本とアメリカにおけるお水の製造過程

日本やアメリカで取水されたミネラルウォーターは、厳しい安全基準の元で、殺菌および除菌の処理が施されています。市販されているボトル入りのお水は、加熱殺菌もしくは同等の効力を持つ方法で雑菌・除菌・ろ過することが定められているのです。

そのため、“湧き水”そのものを指す本来の意味での“ナチュラルミネラルウォーター”とは少し勝手が違います。

殺菌処理が義務付けられている日本の場合は、最低限の殺菌・除菌処理のみを行ったミネラルを含む水であれば「ナチュラルミネラルウォーター」を名乗れます。

日本で売られているお水であれば、天然水であっても必ず滅菌処理がなされていますから、安心して口にできます。

ヨーロッパにおけるお水の製造過程

ヨーロッパのナチュラルミネラルウォーターは、加熱処理などをせずにそのまま流通させることが定められています。そのため、こちらは厳密な意味での“ナチュラルミネラルウォーター”と言えるでしょう。

ヨーロッパでも加熱殺菌を施されたお水は売られていますが、その場合は「プロセスドウォーター」という名称となります。

どうしてこのような製造過程となっているのかと言えうと、殺菌・滅菌処理を行うことで本来のお水のミネラル・酸素・炭酸ガス・旨味などが失われてしまうからです。

天然水が持つ本来の味と成分を感じられるのが、ヨーロッパのナチュラルミネラルウォーターの魅力となっています。

ちなみにヨーロッパでは、その天然水が飲料として適しているかどうかの調査や、採水地周辺の環境保護が厳しく取り締まられています。

殺菌・滅菌をしなくても自然に近い状態で飲める環境があるからこそ、このような製造過程となっているのですね。

私たちの手元にお水が届くまでの製造過程は?

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日本やアメリカで行われている殺菌・除菌の方法としては、85℃で30分の加熱殺菌、120~140℃で数秒の高温瞬間殺菌、ろ過フィルターによる除菌、オゾン殺菌などがあります。

いずれも飲用に問題がない程度の殺菌・除菌を行うことができ、また水に含まれるミネラル分が失われることもなく、大幅に水質を変えない方法となっています。

また、販売するためのボトル詰めの製造過程でも、厳しい安全基準が設けられています。水を入れるボトルやボトルキャップも洗浄・除菌・滅菌処理が施されており、ボトルに詰める工程で雑菌や混入物が入り込まないように、専用の充填機でボトリングされます。

取水してから製造・出荷の過程を経て私たちの手元に届くまで、何段階もの安全基準が設けられているのです。

開封後の賞味期限は1日!? ミニボトルの安全管理に注意

国はお水の安全を守るために、何重もの法規制を行っています。ミネラルウォーターに限らず、日常で使用する水道水などでも同様です。

諸外国で見られる“水あたり”が日本では起こらないことからも、その安全性が分かるでしょう。ミネラルウォーターを販売するメーカーも、国が定めた安全基準を守りつつ、さらに各社それぞれが高い安全管理を行っています。

このように、ボトル詰めされたミネラルウォーターは、開封するまでは高い安全性が保証されています。

しかし、開封前が安全だからと言えって、「開封後もいつまでも安全!」というわけではありません。

開封後はキャップを開けた瞬間から、ボトル内に雑菌が入り込む可能性が生じます。350mlなどのミニボトルは直接口をつけて飲むことが多いですが、当然ながら人間の口腔内には雑菌がいます。

ボトルに口をつけてから時間が経つほど、お水の中の雑菌が増える可能性があるのです。

水道水の場合は、雑菌が繁殖しにくくなるよう塩素を使った処理が施されています。一方で塩素の処理がなされていないミネラルウォーターは、どうしても水道水よりも雑菌が繁殖しやすいのです。

市販のミネラルウォーターの賞味期限は、常温保存の場合は開封してから約1日となっています。冷蔵庫に入れる場合も、1週間以内に飲み切るのが望ましいとされています。

ウォーターサーバーは独自の安全管理がされているので安心!

大容量ボトルのため1日で飲み切るのが難しいウォーターサーバーは、衛生面が心配になるところでしょう。

ウォーターサーバーのボトルは、ボトル内に空気が混入しにくい安全な設計になっています。また、サーバー自体も殺菌・滅菌機能を備えているものが増え、従来よりも安全性が高くなっています。

現在扱われている最新式のウォーターサーバーは、品質管理にもしっかりとした対応がなされていますから、ご安心ください。