1. おいしい水って一体何? 実は決まっていた“条件”とは

おいしい水って一体何? 実は決まっていた“条件”とは

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おいしい水って一体何? 実は決まっていた“条件”とは

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コップのお水をぐっと飲み干した時、思わず「おいしい!」と声に出してしまうことがありますよね。

その一方で、飲食店で出されたお水の風味が気になって、あまり飲む気になれなかった……といったこともあります。見た目にはほとんど違いが分かりにくいお水ですが、このような “おいしさ” の違いはどこにあるのでしょうか?

今回は、おいしいお水の条件についてお伝えします。

人はどんなお水をおいしいと感じるのか

おいしいお水の条件としてまず挙げられるのは、適度にミネラル成分を含んでいて、水温が10~15度であることです。

また、二酸化炭素が十分に溶けていると、より新鮮な味わいになります。

おいしいお水のミネラル成分

お水に含まれるミネラルには、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどがあります。

これらのミネラルは、地球上に降った雨がじわじわと地層に浸み込んだ際に、お水の中に溶け込みます。このミネラル成分が、1Lに対して30~200mgくらい含まれていると、まろやかでおいしいお水になるのです。

特に、お水1Lに対して100mgくらいの割合が、日本でもっとも好まれる味わいとなっています。

無色透明なお水は、できるだけ純粋な方がおいしそうに見えるかもしれません。

しかし、ミネラル成分を含まないお水の味はごく無味乾燥なものになり、実際にはあまりおいしいとは言えないのです

おいしいお水の水温

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お水をおいしく飲むには、水温20度以下が好ましいと言われています。

特に10~15度くらいが、もっともおいしく飲める水温となります。

これ以上にぬるいお水は “まずい” と感じやすく、逆に冷たすぎると水道水のカルキ臭が強まるため、おいしさが損なわれます。

したがって、ご家庭でおいしくお水を飲みたい時は、あらかじめ水道水を冷蔵庫で冷やしておくか、あるいはウォーターサーバーなどすぐに適温で飲めるような設備を整えておくといいでしょう。

水道水は地域によっておいしさが違うって本当?

「引っ越しをしてから、なぜか水道水が飲めなくなってしまった」という経験がないでしょうか?

水道から出てくるお水ならどこでも同じように見えるかもしれませんが、実は、水道水は全国各地によっておいしさが異なるのが現状です

水道水がおいしいと言われているのは、ずばり、近くにキレイで汚染の少ない水源がある地域です。キレイな河川・湖沼・湧水・井戸のある地域では、塩素処理が少なくても済むため、水道から天然に近い状態のお水が出てきます。

逆に、近くに工業地帯があり、水源の汚染が進んでいる地域では、浄化処理の際に使う薬品の量が増え、お水のおいしさが損なわれてしまいます。

このような理由から、水道水は地域によっておいしさが違うのです。

引っ越し前と後とで水道水の味が変わったと感じるなら、それは近くにある水源の事情が関係しているかもしれません。

沖縄の水はおいしくない?

澄み切った美しい海に囲まれる沖縄県。あれだけ美しい水のある場所なら、きっと水道水もおいしいだろう――と思いきや、意外にも沖縄の水はおいしくないとも言われています。

その理由は、沖縄の水が日本で唯一「硬水」だからです。

ヨーロッパへ海外旅行に行った時、現地のお水の飲み心地に違和感をおぼえたり、お風呂の水が肌に合わなくてトラブルを起こしてしまったりした経験がないでしょうか?

あの、日本で飲みなれた水道水とどこか違う舌ざわりは、ミネラル成分の多い硬水の特徴です。

日本の大部分の水道水は「軟水」ですから、硬水を飲みなれていない日本人にとって、外国や沖縄の硬水は“おいしくない”と感じられるようです。

しかし、日本人好みの軟水には、ミネラルが不足しがちになるという欠点もあります。体にミネラルが不足すると、「骨粗鬆症」や「動脈硬化」といった病気を引き起こす危険性が高まります。

おいしく感じられるお水が、必ずしも体に良いとは限らないのですね。

もしも引っ越ししてお水の味が変わってしまったら

これまではおいしく水道水を飲めていたのに、引っ越しをしてから水道水を飲めなくなってしまった――そんな時は、どのように対処すればいいのでしょうか?

水道水に工夫をする

おいしく感じられない水道水も、少し工夫するだけでおいしく飲めるようになります。もっとも手軽なのは、水道水を容器に汲んで、一晩置いてから次の日に利用する方法です。

これだけで、かなりのカルキ臭を取り除けます。

どうしても当日中にお水を使いたいなら、水道水を透明なビンに入れて、ふたをしないまま1時間ほど日光に当てましょう。

あるいは、ヤカンのふたをあけたまま、弱火で5~15分ほど煮沸する方法も有効です。

ウォーターサーバーを導入する

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水道のお水が飲めなくなってしまったら、思い切ってウォーターサーバーの導入を検討してみましょう。

冷たいお水も温かいお水も、常にもっともおいしい状態で飲めるようになります。飲料水としても、お料理の時にも便利です。

この機会に、便利なウォーターサーバーでご家庭のお水環境を整えてみてはいかがでしょうか?